仲良くしたいのにのこと

ikami2005-04-21

国際語でも日本語はダメ 海鮮料理用語を置き換えへ

  釜慶大学の趙永済教授(水産科学)が、サシミなど海鮮料理関連で残る日本語を追放する運動を展開している。
 
  趙教授は韓国センソンフェ(サシミ)協会会長も兼ね、地元などではサシミ博士と呼ばれる水産分野の専門家。1日から、地場の焼酎メーカー「舞鶴」の後援で、「サシミ」「ワサビ」など、多くの日本語が残っている海鮮料理関連の用語を純粋な韓国語に直していく作業を始めた。
 
  よく日本語が使われるている16の魚や料理の写真を掲載したポスター3000枚を作成、釜山や慶尚道の海鮮料理屋などに配布を始めた。「SASHIMI」「SUSHI」「WASABI」はすでに国際的な言葉だが、「ウリ(我が)民族の自尊心回復のためにこれ以上、この地だけでは日本用語の氾濫を放置できないという趣旨からだ」(聯合ニュース記事)という。
 
  ちなみに置き換え例によると、サシミは「センソンフェ」、ワサビは「コチュ・ネンイ」、サヨリは「ハク・コンチ」、アナゴは「ブン・チャンオ」、付きだしは、「副料理(プヨリ)」だそう。趙教授はこのポスターの評判がよければ、新たに2種類のポスター作って配布したいとしている。【KRN】

 とな。さながら、第二次大戦中にあった日本での英語に対する規制のようだ。敵国語を使うな、と。
 
 ブラジャーは乳バンドと言え!いや、バンドも英語か、乳ヒモ…興奮して鼻血が出てきたであります。*1って感じなのか!
 
 それから、こんなニュースもある。
 
親日財産還収法、成立は時間の問題

 李完用(イ・ワニョン)、宋秉蔲(ソン・ビョンジュン)など、親日反民族行為者とその子孫の財産を没収し、独立功労者とその子孫に与えるという「親日反民族行為者財産還収特別法」の成立可能性が高くなった。
 
 しかし、過去の行為によって現在の権利を侵害できないという「遡及立法禁止の原則」違反など、違憲をめぐる論争と財産の没収対象と選定の基準をめぐり論争は続いている。
 
 国会・法制司法委員会は19日、全体会議を開き財産還収法を法案審査小委員会に付託した。賛否を問う討論は事実上なかった。
 
 唯一討論に出たハンナラ党の張?碩(チャン・ユンソク)議員も「望ましい法」と述べ、財産の没収対象者をどのように決めるかという補足策が必要だという旨の問題を提起した。
 
 ヨルリン・ウリ党の (チェ・ヨンギュ)議員は「違憲をめぐる議論を避けるため、没収対象者範囲の縮小を検討する予定」と答えた。
 
 ウリ党の崔龍圭、民主労働党の?會燦(ノ・フェチャン)議員など与野党の議員169人が提出した同法案は法制司法委員会さえ通過すれば、国会本会議は無難に通過するものと見られる。
 
鄭佑相(チョン・ウサン)記者imagine@chosun.com

 これも第二次大戦中に在米邦人が受けた待遇に似てる感じがする。うーん、日本と韓国は既に戦争状態なのか?
 
 遡及立法禁止の原則を犯してまで成立させようとするのはかなり異常な状態と思うが、どうか。
 
 お隣さんのニュースを読んでて気になるのだが、やたらに自尊心自尊心という言葉が出てくる。自尊心、self‐respect、pride。もちろん大事にすべきものだとは思うが、何よりも大事にする、というような類のものだろうか?この辺、ちょっと日本人とは違う感じがする。日本人は時に、プライドを捨てて物事を行う事も、一つの美徳とされる場合もある気がする。
 
 そもそも自分に確固たる自信があれば、自尊心を大事に大事に育てなくてもいいし、自尊心を傷つけられた程度のことではうろたえることもないだろう。敵意をあらわに相手に噛み付くこともないだろう。俺がお隣さんを見ていて、なんとなく違和感を感じる、なにか足りない感じがするのはこの辺なのかもしれない。
 
 韓国「サシミ、ワサビ抜き」 釜山の教授らが日本語排斥運動 「定着しててもダメ」
 

ザ・コクピット (1) (小学館文庫)

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*1:松本零士 ザ・コクピットより。