帰省のこと

　まぁ帰省の話はおいといて、高速道路を走るたびに思うことだが。
　
　追い越し車線を我が物顔でゆっくりゆっくり走る奴が、いつまで経っても居なくならないのは何故だろう。
　
　そこは追い越す車のための車線であって、あなたの走る車線じゃありませんよ。
　
　今回も、まわりに車が全然いないのだから走行車線を走ればいいのに、ひたすら追い越し車線をゆっくり走っている車がいた。あなた、「進路区分違反」ですよ。俺が追い越すために後ろについたが一向に避ける気配がない。後ろに気づかないのかとしばらく待ってみるがダメのようだ。仕方が無く走行車線に移って追い越した。どんなツラした奴かと思って追い抜きざまに運転席をちらと見たが暗くて確認できなかった。残念。
　
　俺が県警高速隊ならこの方に違反切符を切って差し上げられるのだが、それもかなわない。
　
　こういう人、いつもいるのだが、どういう神経をしているのか、理解に苦しむ。交通ルールを知らないのか、後ろを見る余裕がないのか、俺様が好きな車線を走っていて何が悪い、とでも思っているのか。
　
　そういえば、働きアリのうち２割のアリは働かずに遊んでいて、遊んでいるアリを取り除くと、残ったアリのうちの２割が遊びだす、という研究結果があるそうだ。
　
　この高速でのナイスなドライバーも、人間社会における、そんなはた迷惑な２割のアリさん的な人なのかなあ、と思った。だって、いつまで経ってもいなくならないのだもの。
　
　おっと、久しぶりにくさしてしまったぞ。
　
　そういや、エスカレータでは急いでいる人のために片側を空けて並ぶのがルールだと思うんだけど、そんな中、空けてる方で立ち止まって後ろに行列を作ってしまう人も、一向にいなくならないよな。それも結構いい歳した人がそれをやってたりする。しかも後ろに一瞥もくれなかったりする。あなたも、２割のアリさん？