地震に遭遇する

 土曜のことだが、六本木で仕事中に震度5弱地震に遭遇した。電話中だったので驚いている余裕はなかったが、6Fに居たせいか相当揺れたように感じた。眼下の六本木交差点を見てみると、みんな普通に歩いていた。意外と気づかないものなのか、みんな冷静なのか。
 
 心配なので妻に電話するが、auは混雑で繋がらず、固定電話回線に電話も通話中だった。一抹の不安が。一般回線が不通だとなんらかの災害に巻き込まれている危険がある。心配のメールを送る。これは随分後で届くことになった。災害時にauはイマイチ使えないようだ。俺はウィルコムなわけだが、発信もメールも問題なし。
 
 仕事が終わった後に再度電話した。auは相変わらずNG、固定回線に電話すると、繋がった。さっきは心細くて母親に電話していたとのこと。本当に通話中だったのか、良かった。
 
 その時点で日比谷線は不通。大江戸線は徐行運転だが動いているとのこと。とりあえず新宿まで行くことにする。新宿では、嫌な予感が的中。埼京線以外は全部止まっている。しょうがないので妻に連絡してしばらく時間をつぶすことに。バスで帰れるかどうか確かめに行く。次のバスまでは一時間弱あるのであきらめる。
 
 小田急ハルクの階段に座り、ザウルスを広げて電車の情報を調べる。JR東日本のページは重い。エラーで開けないことも。使えねえ。こういう時に見られなくては意味がないっつーの。
 
 しょうがないので、q2chで2chの交通情報を見ることにする。2chはちゃんと見られる。2chの方が確実に情報が得られるってのは、どうなんだろう。
 
 そこによると、既に動いているという情報があったので、JRへ。ちょうど動き出すところだったので、飛び乗る。電車の中でもザウルスで、Kmerlin.sでMSNメッセンジャー。社員はみな無事のよう。この通信もbitwarp pdaウィルコムなわけで、災害時にも安定した通信環境を得ることができた。
 
 予定より1時間遅れで家に到着した。今日は調布市花火大会だったのだが、ちょっと時間的に向かうのはムリだった。が、妻は浴衣に着替えて、二人で食事に行った。いかにも花火帰り風な感じだが、はるか遠くから眺めただけという。わはは。