ドコモ、FOMA課金データ消失のこと

ikami2005-04-16

 ドコモ、FOMAのiモード通信で一部課金データを消失

 NTTドコモは、関東甲信越エリアにおけるFOMAiモード通信で、交換機の設定ミスによりパケット通信量のカウントが行なえない状況が発生していたため、一部の課金データを消失したと発表した。ユーザーに対しては、正常にカウントされた課金データでのみ料金を請求し、消失した分については請求しない。

 同社によれば、課金データの一部がカウントされていなかったという事象が発生していたのは1月13日〜3月15日の約2カ月間。1月13日より実施していたFOMA用交換機の増設工事において、通信量をカウントするデータの設定でミスがあったことが原因という。通信そのものは正常に機能していた。

 消失データは復元不可能とのことで、関東甲信越エリアのFOMAユーザーが該当期間中に行なったiモード通信において、実際の消失データ分の通信料がどの程度に及ぶか、あるいは対象ユーザーの数などは調査できない。このため、同社では正常にカウントされた分のみ請求することにしている。

 なお、同社によれば、設定ミスがあった通信設備の割合や契約数などを元に試算したところ、消失分は10億円程度になるという。

 とな。m9(^Д^)プギャー
 
 2ヶ月間気が付かないというのも、なかなかすごい。いったいどういうキッカケで気付くことになったのやら。FOMAユーザの皆さんは得しましたね。NTTドコモという会社は、たまにこういう出血大サービスを顧客に還元してくれる会社だったのです。
 
 交換機の設定ミスで10億円の損失か。担当者は今頃どうしてるだろうか。担当役員のクビくらいは飛ばすのかな。
 
 っていうか、10億円の損失ごとき、NTTドコモの欧米通信会社への出資における損失 1 兆 5 2 0 0 億 円 に比べたら、屁でもないでしょう。蚊に刺された程度では。そして今日も今日とて、非常に寛容なお客さんであるところのドコモユーザーからパケット代を搾り取り、せっせと損失の穴埋めをするのです。