平成電電のでんわ石火のこと

ikami2005-03-17

 以前に、自宅にTEPCOひかりVDSLを導入した話を書いたのだが、今回は会社に導入した平成電電CHOKKAとでんわ石火(CHOKKA向けの電光石火ADSLサービス)について書こうと思う。
 
 まぁ結論から先に書くと、電話として、ADSLとして、クオリティは普通。番号も03から始まるし、NTTとの違いをみつけるのは難しい。言われないと誰も気付かないと思われる。
 
 難点があるとすれば、NTTのようにスピーディな導入とはいかないところだ。NTTの下請けが工事をおこなうのだが、平成電電側の対応が悪いのか、下請け側がやりたがらないのか分からないが、なにかと理由をつけては工事日が遅れていた。住所の記載がどうだとか、謄本の日付がどうだとか。いずれも工事日が決まってから後付で理由をつけて工事日変更となるので、かなりイライラさせられた。
 
 まぁ、通ってしまうと特に問題ないことではあるのだが。
 
 それから、着信転送が不便。NTTのサービスのように、外からリモート操作での着信転送ON/OFF等が出来ない。すべてその電話からおこなう必要がある。これは、外に出てからセットし忘れた、などという時にはかなり不便を感じると思う。
 
 次に、CHOKKAでのADSL接続だが、まあ普通のADSLだ。12Mのサービスだが、ベンチ結果は以下のとおり。

測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
測定時刻 2005/03/17 11:01:58
回線種類/線路長/OS ADSL/-km/Windows XP
キャリア/ISP/地域 その他ADSL/-/-
ホスト1: WebArena(NTTPC) 4.6Mbps(1764kB,3.1秒)
ホスト2: SAKURAインターネット 5.0Mbps(3063kB,4.5秒)
推定最大スループット: 5.0Mbps


測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
ホスト1: WebArena(NTTPC) 4.6Mbps(1764kB,3.1秒)
ホスト2: SAKURAインターネット 5.0Mbps(3063kB,4.5秒)
下り推定最大スループット: 5.0Mbps

上りデータ転送速度 659.34kbps (82.41kB/sec)

 ADSLだから局舎までの距離もあるだろうし、こんなもんでしょう。まだ検証していないが、IPがしょっちゅう変わるって話もあるので、サーバをDyndnsなんかを使って置いておきたいという用途にはあまり向かない。もっとも、ADSLなので上りも最大で1Mbps、実効で659.34kbpsと遅いから、もともとそういう用途には期待されてないか。
 
 このビルは一年に一度だけ2時間ほど停電するらしいし、Bフレッツも簡単には通らないということで、サーバ置き場としての利用は断念することに。そのうち引っ越すことになるかなあ。