徒労に終わるのこと

ikami2005-06-10

 今日は午後1時から午後9時までぶっ通しで悩んだが、結局解決できなかった。
 
 それはヒューレットパッカードの1UラックサーバにATAカードを刺して、そこからブートする、というもの。
 
 実際のところ、出来なくても仕様であるという可能性がなきにしもあらず、という覚悟はある程度出来ていたつもりだったのだが、その次善の策として用意しておいた、内蔵ATAのHDDからブートしてATAカードのHDDにシステムを置くというのも、出来なかった。
 
 外付けATAカードを刺すと、内蔵ATAからのブートすら失敗するようになるのだ。これはつまるところ、外付けATAカードを刺してはいけないということなのか。それともHighPointのHPT374Aのクセが悪いせいだろうか。
 
 まさかこれが不可能とは思っていなかったので、途方にくれた。
 
 結局のところ、サーバの内蔵ATABIOSで切る事が出来ないことからも、どうも内蔵ATA以外からのHDDブートは想定していないフシがある。
 
 どうにもならないので、最後には当初の状態に戻してサーバの蓋を閉じた。ああ負け犬。
 
 次回はひょっとしたらHighPoint以外のATAカードで再チャレンジすることになるかもしれない。しかしうまく動く可能性はかなり低いような気がする。それでもやはり試すことになるのだろうか。
 
 それにしても、サーバの轟音のする中で8時間ぶっ通しで作業し、それが結果的に徒労に終わるというのは、非常にエネルギーを消耗する。達成感もないし。
 
 いつもならここでヒューレットパッカードを思い切りくさしたいところだが、今日はやめておいて、明日からまた希望を持って仕事しよう。明日があるさ