C-C-Bのこと

ikami2005-02-28

 TVをあまり見ない俺はワンダのCMをまだ一度も見ることが出来ていないのだが、C-C-Bが一躍脚光を浴びているらしい。
 
 C―C―Bが16年ぶり復活ライブ

再結成の話は、21日から放送されるアサヒ飲料の缶コーヒー「ワンダ ショット&ショット」のCMから持ち上がった。コンビニ店員に扮(ふん)した笠が、当時一世を風靡(ふうび)した独特の高音ボーカルで「Romantic―」を歌うもので、23日にはCM用の新バージョンと当時の曲の両方が入ったシングルが発売される。当初はCM限定のリバイバル企画だったが、これを機に他のメンバーからも再結成を望む声が出始め、16年ぶりの復活が決まった。

 
 C-C-Bといえば、俺が中学生の頃に地元の納涼大会でC-C-Bの「空想Kiss」を友人とデュエットし見事に”ユーモア賞”ゲットした*1ことでも感慨深いスーパー・ポップ・ロック・バンドである。
 
 たまに過去のザ・ベストテンの放送をAVIで入手したりするとそれにC-C-Bが出ていたりするのだが、いやーなんともはや、時代を感じさせるバンドである。派手派手銀色チックな姿格好がかなりすごかったし、ドラム担当の笠(りゅう)のボーカルの甲高さもすごかった。
 
 俺の友達の何人かがこのC-C-Bコピーバンドをやっていて、当時は折りしもバンドブーム、聖飢魔IIだとかユニコーンだとかその他のどちらかというとハードなバンドが多い中で、余りにもポップな曲を繰り広げるこのバンドはものすごく浮きまくっていたなあ
 
 解散後のC-C-Bメンバーは結局地元に戻って家業を継いだり会社を経営したりと、すっかりおじさんなようだ。

 バンド解散後は「ザ・グッバイ」にも参加したリーダーの渡辺は、現在家業の米穀店を営みながら、米川とのユニット「WY」で音楽活動中。笠も会社経営のかたわら、バンド「AREX」を率いて活躍している。関口はソロ活動のほか、文壇デビューを目指して、純文学小説を執筆中。また、田口はピアニストとして全国を演奏旅行している。

 
 当時印税とか入ってたのかなあとかは下世話な話か。
 
 おなじみ「Romanticが止まらない」は、作詞/松本隆・作曲/筒美京平と実にアイドルバンドらしい構成だが、バンドの後期になるとかなり本人達の音楽性が表に出て来るようになっていたように思う。その頃になって結構好きになったりしていたのだが、それは既に解散が間近になった頃のことである。同様なパターンでチェッカーズもそうだったかなあ。今でも時々カラオケで歌う。結構ウケるのだ。
 
 80年代は空白の時代などと言う輩がいるが、年寄りの戯言だ。今は80年代に青春を過ごしてきた俺達の時代なのである。
 

ゴールデン☆ベスト C-C-Bシングル全曲集

ゴールデン☆ベスト C-C-Bシングル全曲集

*1:いやあの一応大マジメに歌ったはずなんですが…