建国記念日

 そういえば、今日は俺のバースデーでもあったのだ。小さい頃は、自分の誕生日がいつも休みであることが嬉しいような(休みだから)、寂しいような(学校がないから)、その一方で、なぜだかこの日を反対する集会なぞが開かれているらしいとかいうニュースを見て、自分の誕生日を反対されているようでまだ幼かった俺は小さな胸を痛めていたのです。
 
 自分の誕生日でありながら、建国記念日というものの由来についてはたいして知らなかった。小さい頃には、初代天皇の誕生日だと教わった気がする。ああ、俺は初代天皇と同じ誕生日に生まれたのかと少し優越感(←今思うとイマイチ意味が分からないのだが)を持った記憶がある。いわゆる、まだも分からなかった頃の話である。
 
 建国記念日についてfinalvent氏が詳しく解説されている。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/02/post_9.html
 
 なるほど国民の休日を増やすために丁稚アップされた祝日の一つというわけだ。またそんなしょーもない理由で出来た祝日に対して毎年一生懸命反対集会やる人たちもなかなかいいツラの皮でございますわね。
 
 小さい頃に聞いていた初代天皇の誕生日という話も結構いい加減な話だったわけで、実際は即位した日というのが正しいということ。つーか即位した日なんざ、当事者のさじ加減次第なわけだから、別にいつだっていいじゃねえかと。
 
 この日もそのうち月曜とか金曜に移動したりするようになるのだろうか。個人的にはちょっと寂しい気もしなくもないが、出来た動機が動機なんだから、なんの問題もないかもね。すると今度は右の方々が反対集会するようになったりして。当然、ちゃんと11日が祝日になる日には反対集会を行わない、と。